netCDF データは自己記述型のデータである。そこで、netCDF データを入手し、適当な描画ツールを用いれば、どの ような変数が、どのような配列として格納されているか、知ることができ、そうした情報を元に、描画すればよい。 …と思うと、そんなことはなく、WRF ARW の出力ファイルは、netCDF ファイルでありながら、どの変数が何を意味 しているのか、正確なところはソースを読み込む必要があることが多い。具体的に、個人的には、変数 T で困った。 こうしたことを、WRF の達人に聞いたところ、ARWpost を使って、GrADS で描画するのがいいと勧められた。GrADS は プログラミング環境として貧弱なので、できるだけ使いたくなかった。しかし、このような状況では致し方ない。 使ってみることにした。
-> $ ./configure ** WARNING: No path to NETCDF and environment variable NETCDF not set. ** would you like me to try to fix? [y] -> y Enter full path to NetCDF include directory on your system -> /usr/include Enter full path to NetCDF library directory on your system -> /usr/lib … ------------------------------------------------------------------------ … 3. PC Linux i486 i586 i686 x86_64, gfortran compiler … Enter selection [1-3] : 3 … -> $ ./compile …
umask 022としてから
R CMD INSTALL ncdf_1.6.6.tar.gzここで、
configure: error: netcdf header netcdf.h not foundと表示されてうまくいかなければ
R CMD INSTALL --configure-args="--with-netcdf-include=/usr/include" ncdf_1.6.6.tar.gzとする。root で R を立ち上げて、
> install.packages("ncdf")とする方法もある。
> library(ncdf) > nc <- open.ncdf("wrfout_d01_2007-09-01_00:00:00") > print(nc) > filled.contour( get.var.ncdf(nc, "P") [,,1,3])※ print(nc) で、格納されている変数名がわかる。
とりあえず使うには重宝する。
説明: NetCDF 形式のファイル用の視覚的な X11 向けブラウザ ncview を使うと、素早く簡単にボタンを押すだけで NetCDF ファイルを見ることが できます。データの単純な動画の表示、さまざまな次元での表示、実際のデータの 値の表示、カラーマップの変更、データの反転や他の単純な視覚的操作ができま す。
ncdump -c ファイル名とします。
ncks -d Time,0,10 -v T wrfout_d01_2000-01-10 T.ncここで、引数はそれぞれ、