IFTTT †
IFTTT に関する基礎知識 †
- IFTTTとは
"IF This Then That" の略で、
もしも何か(This)が生じたら、何か(That)が実行される
といった意味合いである。IoT (Internet of Things : モノのインターネット) を簡単に実現する
ための枠組み(フレームワーク)である。
- IFTTT 用語
- アプレット
プログラムのこと。IF This THEN That の This と That を指定したもの。以前はレシピと呼ばれた。
- サービス
This と That は、インターネット上のサービスを経由する。そのサービスのこと。
サービス一覧はこちらで参照できる。以前はチャンネルと呼ばれた。
- トリガー
This にあたるもの。サービスごとにどのようなトリガーが実現可能かが決まっている。
- アクション
That にあたるもの。これもサービスごとに提供されているものが決まっている。
- IFTTT を使えるようにする。
- IFTTTのサインアップサイトに登録する。
- 各チャンネルの使い方を理解する。
webhooks サービス †
webhooks はマイコン(マイクロコンピュータ、あるいは、マイクロコントローラ)のための
汎用的な IFTTT のサービスである。
- 考え方
- トリガー
特定の URL にアクセスし、HTTP の POST あるいは GET を使って、json ( Javascript Object Notation)
データを送信することで、トリガーとして機能する。
より正確には、IFTTTのサイト にsign in (ログイン)し、My apletts からServicesタブ
を選択。その後、検索まどに webhooks を入力して、これを選択し、"Connect" ボタンを押す。
右上の Documentation をクリックすると情報が得られるのでこれを参照するとよい。
そこに書いてあることは、次の2点である。
- アクセス先
https://maker.ifttt.com/trigger/{event}/with/key/hogehoge
{event}は、後ほど命名するアプレットごとの名称であり、
hogehoge の部分は、ユーザーごとに割り当てられた文字列であって、あらかじめ表示されている。
hogehoge の部分は、webhooks に "Connect" するごとに変化する文字列であるので注意する。
- 送信データの形式
{ "value1" : " ", "value2" : " ", "value3" : " " }
空欄のところに文字列を入れる。これがアクションに転送される。
optional とあるので、必須ではない。
- アクション
IFTTT から、特定の URL に GET または POST でデータを送信してくれる。
ということは、IFTTT から http でアクセスできるような準備が必要になる(?)。
以下では、webhooks サービスのトリガーの使い方についてまとめていく。
- 手順1-準備-
- Services から webhooks を選択する。
- Connect をクリックする。
ブラウザを閉じても"Connect" の状態は維持される。
- 右上のDocumentationをクリックして、上述の hogehoge の部分を確かめる。
- 手順2-アプレット作成-
- My Apletts をクリックし、New Applet をクリックする。
- +this の部分をクリックし、webhooks を選択する。
- "Receive a web request" をクリックする。
- "Event Name" の入力を促される。アプレット間で重ならないように名前を考案して入力する。
- That の部分を適宜設定して終了する。
- テスト
webhooks のページで Documentation を再びクリックする。{event} の部分をクリックして編集し、
上の Event Name を入力する。ページ下の "Test it" をクリックすると、That 部分が正しく
動くか確認することができる。