以下は、Pythonで簡単な関数を作成する例です。この例では、 2つの引数を取り、それらを足して返します。
この例では、def キーワードを使って、関数 add_numbers を 作成しています。関数は2つの引数 x と y を取ります。次に、 関数内のコードで、引数を足し合わせた結果を return 文で返 します。最後に、add_numbers 関数を呼び出して、結果を変数 result に代入し、それを出力しています。
例題1:リスト内の最大値を求める関数を作成してください。 例題2:文字列を逆順にする関数を作成してください。 例題3:与えられた数値の階乗を計算する関数を作成してください。
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Pythonにおけるメソッドとは、オブジェクトに対して呼び出す ことができる関数のことです。メソッドは、あるオブジェクト が持っている属性の1つであり、そのオブジェクトに対して実行 される操作を定義します。 例えば、文字列オブジェクトには、文字列の長さを返す len() というメソッドがあります。以下は、文字列オブジェクトの len() メソッドを使用した例です。
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また、Pythonには多くの組み込みメソッドがありますが、ユー ザー定義のクラスにもメソッドを定義することができます。以下は、 ユーザー定義のクラスにメソッドを追加する例です。
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以下にPythonの文字列メソッドの一部を示します。 ・upper(): 文字列を大文字に変換する。 ・lower(): 文字列を小文字に変換する。 ・capitalize(): 文字列の先頭文字を大文字に変換する。 ・title(): 文字列をタイトルケースに変換する。 ・split(): 文字列を分割して、リストに格納する。 ・join(): リストの要素を文字列として結合する。 ・replace(): 指定した文字列を別の文字列に置換する。 ・strip(): 文字列の先頭と末尾にある空白文字を削除する。 ・startswith(): 文字列が指定した文字列で始まるかどうかを判定する。 ・endswith(): 文字列が指定した文字列で終わるかどうかを判定する。 ・find(): 文字列内に指定した文字列があるかどうかを検索し、その位置を返す。 ・count(): 指定した文字列が文字列内にいくつあるかを数える。 他にも多くの文字列メソッドがあります。