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WRFの物理パラメタ・初期条件・境界条件(実行時のいろいろ)

新しいケースの作成

はじめに

準備

既存のファイルの編集

  新規プロジェクトのケース名を "em_9bar" とする。

  1. Makefile

    次のような記述を加える。"em_9bar" 1箇所、"9bar" 1箇所。
     em_9bar : wrf
     	@ echo '--------------------------------------'
     	( cd main ; $(MAKE) MODULE_DIRS="$(ALL_MODULES)" SOLVER=em IDEAL_CASE=9bar em_ideal )
     	( cd test/$@ ; /bin/rm -f wrf.exe ;         ln -s ../../main/wrf.exe . )
     	( cd test/$@ ; /bin/rm -f ideal.exe ;       ln -s ../../main/ideal.exe . )
     	( cd test/$@ ; /bin/rm -f README.namelist ; ln -s ../../run/README.namelist . )
     	( cd run ; /bin/rm -f ideal.exe ;           ln -s ../main/ideal.exe . )
     	( cd run ; if test -f namelist.input ; then \
     		/bin/cp -f namelist.input namelist.input.backup ;\
     		fi ; \
     		/bin/rm -f namelist.input ;         ln -s ../test/$@/namelist.input . )
     	( cd run ; /bin/rm -f input_sounding ;      ln -s ../test/$@/input_sounding . )
     	@echo "build started:   $(START_OF_COMPILE)"
     	@echo "build completed:" `date`
    いくつかのテストケースにあるような
    	( cd test/$@ ; /bin/rm -f gribmap.txt ;     ln -s ../../run/gribmap.txt . )
    	( cd test/$@ ; /bin/rm -f grib2map.tbl ;    ln -s ../../run/grib2map.tbl . )
    という記述は、おそらくいらない。

  2. dyn_em/depend.dyn_em

    次のような記述を加える。(多分)すべての理想化実験のケースについて、同じように記述されているので、
    ここで作成する新たなファイルに対しても同様に設定する。
    module_initialize_9bar.o : \
    		../frame/module_domain.o \
    		../frame/module_configure.o  \
    		../frame/module_state_description.o \
    		../frame/module_timing.o \
    		../frame/module_dm.o \
    		../share/module_io_domain.o \
    		../share/module_model_constants.o \
    		../share/module_bc.o \
    		module_init_utilities.o


新規ディレクトリ・ファイルの作成

  1. test/em_9bar
    新規にディレクトリを作成する。このディレクトリ内に次のファイルを作成する。

    1. test/em_9bar/namelist.input
      計算上のパラメタなどを記述したファイルを作成する。

    2. test/em_9bar/input_sounding
      初期の鉛直方向のデータを記述するファイルを作成する。

    3. test/em_9bar/input_soil
      初期の土壌のデータを(必要に応じて)作成する。

      ※ その他、"run_me_first" など、雛形になるようなテストケースからコピーしておく。

  2. dyn_em/module_initialize_9bar.F
    地形・初期擾乱などを与えるためのファイルを作成する。


変数やサブルーチンを調べる手掛かり

WRFの諸条件の設定

はじめに

地形の高度の初期化

    dyn_em/module_initialize_*.F で設定する。

地表面状態の設定

    dyn_em/module_initialize_*.F で設定する。

コリオリパラメタ

    dyn_em/module_initialize_*.F で設定する。

境界条件

    nameist.input で設定する。

物理モデル

    nameist.input で設定する。

  1. 微物理過程
    mp_physics = 1
    • 1 : Kessler : 簡単なモデル
    • 95 : Eta : NCEP モデルの coarse 用(ただし、使うときには、このオプションだけでは駄目のようだ。 )
  2. 非静力学モデルの採否
    non_hydrostatic = .ture.
  3. 長波放射
    ra_lw_physics = 1
    • 1 : RRTM scheme
      よくわからないけど、Rapid Radiative Transfer Model
  4. 短波放射
    ra_sw_physics = 1
    • 1 : Dudhia scheme
      よくわからないけど、Simple で Efficient なようだ。
  5. 地形による日射の効果
    slope_rad                           = 1,
    top_shad                            = 1,
    斜面と地形による日射量の変化は考慮しないならば、0 にするのではなく、書かないのが正解のようだ。
    これを書いたために、動かなくなった。なお、これらを有効にする必要があるのは、メッシュの細かいモデルであると
  6. 地表付近の物理
    • Land Surface
      sf_surface_physics                  = 1,
      ※ 5層で温度を計算
    • Surface Layer
      sf_sfclay_physics                   = 5,
      ※ 5 : MYNN
    • Planetary Boudnary Layer
      bl_pbl_physics                      = 5,
      ※ 5 : MYNN 2.5
  7. 積雲対流スキーム
    cu_physics                          = 14
    • 14 : New Simplified Arakawa-Schubert
  8. SST の更新
    sst_skin                            = 1
    長期間積分に便利な、SST の更新するためのオプション。cf. Zeng and Beljaars(2005)
    ちなみに、似たような名前のsst_update というオプションもある。
    こちらの sst_update は、外部から SST を与えるためのオプションであるので混同しないようにする。

変数の出力

   内部の変数がすべて出力されているわけではない。これを増やすと、内部での計算がどのような経過で行われているかを調べることができる。
   ただし、3次元的な放射に関する変数は出力できないようになっているようである。残念。
   この辺の記事をありがたく参照する。


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Last-modified: 2013-08-20 (火) 13:43:43 (2475d)