Top/電子工作/IFTTT

IFTTT

IFTTT に関する基礎知識

  1. IFTTTとは
    "IF This Then That" の略で、
    もしも何か(This)が生じたら、何か(That)が実行される
    といった意味合いである。IoT (Internet of Things : モノのインターネット) を簡単に実現する
    ための枠組み(フレームワーク)である。

  2. IFTTT 用語
    • アプレット
      プログラムのこと。IF This THEN That の This と That を指定したもの。以前はレシピと呼ばれた。

    • サービス
      This と That は、インターネット上のサービスを経由する。そのサービスのこと。
      サービス一覧はこちらで参照できる。以前はチャンネルと呼ばれた。

    • トリガー
      This にあたるもの。サービスごとにどのようなトリガーが実現可能かが決まっている。

    • アクション
      That にあたるもの。これもサービスごとに提供されているものが決まっている。

  3. IFTTT を使えるようにする。
    1. IFTTTのサインアップサイトに登録する。

    2. 各チャンネルの使い方を理解する。

webhooks サービス

  webhooks はマイコン(マイクロコンピュータ、あるいは、マイクロコントローラ)のための
  汎用的な IFTTT のサービスである。

  1. 考え方
    1. トリガー
      特定の URL にアクセスし、HTTP の POST あるいは GET を使って、json ( Javascript Object Notation)
      データを送信することで、トリガーとして機能する。

      より正確には、IFTTTのサイト にsign in (ログイン)し、My apletts からServicesタブ
      を選択。その後、検索まどに webhooks を入力して、これを選択し、"Connect" ボタンを押す。
      右上の Documentation をクリックすると情報が得られるのでこれを参照するとよい。
      そこに書いてあることは、次の2点である。

      1. アクセス先
        https://maker.ifttt.com/trigger/{event}/with/key/hogehoge
        {event}は、後ほど命名するアプレットごとの名称であり、
        hogehoge の部分は、ユーザーごとに割り当てられた文字列であって、あらかじめ表示されている。
        hogehoge の部分は、webhooks に "Connect" するごとに変化する文字列であるので注意する。

      2. 送信データの形式
        { "value1" : "   ", "value2" : "  ", "value3" : "  " }
        空欄のところに文字列を入れる。これがアクションに転送される。
        optional とあるので、必須ではない。

    2. アクション
      IFTTT から、特定の URL に GET または POST でデータを送信してくれる。
      ということは、IFTTT から http でアクセスできるような準備が必要になる(?)。

      以下では、webhooks サービスのトリガーの使い方についてまとめていく。

  2. 手順1-準備-
    • Services から webhooks を選択する。

    • Connect をクリックする。
      ブラウザを閉じても"Connect" の状態は維持される。

    • 右上のDocumentationをクリックして、上述の hogehoge の部分を確かめる。

  3. 手順2-アプレット作成-
    • My Apletts をクリックし、New Applet をクリックする。

    • +this の部分をクリックし、webhooks を選択する。

    • "Receive a web request" をクリックする。

    • "Event Name" の入力を促される。アプレット間で重ならないように名前を考案して入力する。

    • That の部分を適宜設定して終了する。

  4. テスト
    webhooks のページで Documentation を再びクリックする。{event} の部分をクリックして編集し、
    上の Event Name を入力する。ページ下の "Test it" をクリックすると、That 部分が正しく
    動くか確認することができる。


トップ   編集 凍結 差分 添付 複製 名前変更 リロード   新規 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2018-08-19 (日) 07:21:16