#topicpath * 物理学実験II [#w6e0deda] ** タイマー IC 555を使った電子回路の作成 [#c5739c5e] *** はじめに [#j6e11c6d] - 趣旨とねらい~ ~ 物理学実験の目的の一つは、実験技術を身につけることにあります。回路図から電子回路を構成し、~ 実際に動作することをブレッドボードを用いて配線することで確かめます。また、ユニバーサル基板~ を用いた配線では、ハンダ付けを行って、より安定的に、よりコンパクトにします。~ ~ サンプルとして、タイマーIC 555 を用いて LED を点滅させる回路を作成します。~ ~ *** 工作例 [#t415e596] - ブレッドボード上の配線~ まずは、設計した回路(作りたいもの)が正しく動作するかどうかを確かめるために、プロトタイプ~ (原型)を作成します。この時、部品を交換したり、配線を変えて、試行錯誤を繰り返します。試行錯~ 誤を繰り返すためには、接続を固定しないで配線する必要があります。そこでブレッドボードを利用~ します。電子部品を差し込むだけで配線し、しかも、自由に抜くことができます。~ ブレッドボードの例:秋月電子 EIC-301~ [[&ref(http://akizukidenshi.com/img/goods/2/P-00313.JPG,,25%);>http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00313/]]~ ~ - ユニバーサル基板上の配線~ なるべくハンダ付けする量を減らし、かつ、問題が発生したときに考えやすいように、元の回路図と~ の対応が良くなるように配線を考えます。~ &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/Haisen.JPG,,30%);~ 部品がどれくらいのスペースを消費するかも考えながら配置します。~ ~ - ハンダ付け~ 多すぎず、少なすぎず、接触してはいけないところは接触させず、…。私も上手ではありません。~ &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/Handa.JPG,,60%);~ この写真は、上で考えた配線と異なるのが見てすぐに分かります。それは、基板をひっくり返して~ ハンダ付けしているためです。空間的な把握が必要になります。~ ~ - 手順~ ICソケットの前に配線すべきもの、背の低いものを先に、徐々に背の高いものを配線していきます。~ 電源のコードは、動かす機会が多いので、何らかの方法で固定するといいです。~ &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/001.JPG,,30%); &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/002.JPG,,30%); &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/003.JPG,,30%); &ref(http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/004.JPG,,30%); ~ ~ - 完成品~ ウルトラマンのカラータイマーのように LED が点滅します。~ 抵抗値を変えることで周期を変えることができます。~ ~ -- フラッシュ動画~ [[http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/Sample.mp4_thumbnail.jpg>http://robo.mydns.jp/Lecture/PHOTO/EXPII/555/Sample.swf]] -- [[Youtube>http://www.youtube.com/watch?v=SHtRNLxlpAc]]~ #u2b(id=SHtRNLxlpAc,small,left) #clear ~ ** アナログ電子回路 [#za1cf780] ** アナログ電子回路シミュレータ [#za1cf780] - はじめに~ アナログ電子回路について、回路のシミュレーションを行うソフトがある。LTspice は無償で使うことができる。これを用いてみる。~ 他のものは有償のものが多い。ブラウザ上で利用できる [[CircuitLab>http://jp.techcrunch.com/2013/03/19/20130318yc-backed-circuitlab-has-70k-monthly-users-for-its-browser-based-electronics-design-and-simulation-tool/]] も有償。~ ~ *** 情報源 [#j8ad5285] - インターネット上の情報 -- [[香川工業高等専門学校瀬戸先生の実験資料>http://www.cn.kagawa-nct.ac.jp/~kusama/experiment/experiment.html]] LTspiceの使い方 ([[初級編>http://www.cn.kagawa-nct.ac.jp/~kusama/experiment/cn4/T4_LTspice_1.pdf]]) ([[中級編>http://www.cn.kagawa-nct.ac.jp/~kusama/experiment/cn4/T4_LTspice_2.pdf]]) -- [[ねがてぃぶろぐ>http://gomisai.blog75.fc2.com/]]の[[LTspiceの使い方>http://gomisai.blog75.fc2.com/blog-entry-444.html]]・[[LTspice クイックスタート>http://gomisai.blog75.fc2.com/blog-entry-454.html]] -- NAKAMURA Toshio さんの[[LTspiceによるシミュレーション例>http://homepage1.nifty.com/ntoshio/rakuen/spice/index.htm]] -- Kosaka Kimioさんの[[LTSpiceを使う>http://make.kosakalab.com/ltspice/]](アニメーションがわかりやすい) *** 試作品 [#qed17121] + I2C レベル変換~ 実用上必要になったので。[[ねがてぃぶろぐ>http://gomisai.blog75.fc2.com/]]の[[異なる電圧レベル間でI2C その2>http://gomisai.blog75.fc2.com/blog-entry-46.html]]を参考に作ってみた。まだLTspice の使い方がよく分からない。~ ファイル : &ref(LevelConverter.asc);~ &ref(LevelConverter.png,,30%);