#author("2021-11-06T15:20:27+09:00","external:moriat","moriat")
#author("2021-11-06T15:23:43+09:00","external:moriat","moriat")
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** 第6回コメント [#zf08fc87]
*** 傾きのプリント [#y4c21703]
-- 今回解いた傾きのプリント4ページの速度のグラフが直線になるのはおかしくないですか?t=3の速度も反映させなきゃいけないと思ったのですが、3の点は取らなくていいのでしょうか。(取らなくてよいとおっしゃってたらすみません。)
~
  傾きのプリントの右のグラフは、(0s, 4m/s)、(2s,2m/s)、(4s,0m/s)、
  (6s,-2m/s)、(8s,-4m/s)を通る、と授業でお話したと思います。3s の点も、
  もちろん、とっても良いですよ!
~
  
  授業でもお話したように、「物理学概論」の範囲では、正確なことを議論し
  ません。そこで、多少のズレは問題にしません。しかし、傾き(速度)の意
  味はしっかり理解してほしいです。
~
-- グラフでは、速度が0になっていることがわかり、それ以前の時刻(〜4秒)では、一定の割合で減速し、それ以降の時刻(4秒〜)では、〜4秒と同様に一定の割合で加速していることに気づいた。~
もっと言うと、位置の時間変化のグラフには、速度が、速度の時間変化のグラフには、加速度が隠されているのだと思った。~
~
  素晴らしい!まさにそこがポイントですよ。今回、加速度という言葉を出し
  ませんでしたが、加速度の定義を理解してもらうためには、こうしたグラフ
  の作業が不可欠です。
~
-- 時刻と位置から速度、そして更に加速度まで出せるということは物理基礎でもグラフの書き換えでうっすらやった記憶があるのですが、私自身よく分からずやっていた部分が多く、穴ぼこで最低限だけ教わったことの穴埋めをしながら復習をしている感覚でした。
~
  高校の物理基礎でも、そのような練習をしたのですか?!素晴らしい!どう
  も、高校での物理学では、速度を傾きとして理解することが、十分にできて
  いないので、物理学概論では、このような練習をしています。そのような認
  識をお持ちの高校の先生は、多くないかもしれません。
~
*** プリント06 [#q3f4d358]
-- X-Tグラフから速度や加速度を考える方法は今までにやってきたはずだったけれど、いざまたやってみると不安になってしまったのでよく復習しようと思った。~
-- グラフの各部位の傾きを新しくグラフに表すということを今回初めてやったので初めはその考え方がわからなかったのですが、やってるうちに何となくわかるようになったので忘れないうちに定着できるようにしたいです。
-- 最初は描けなかったグラフを描けるようになって、そしてxとvとaの関係を理解して、すごく楽しかったです。物理学の面白さもわかりました。
-- やはり苦戦しました。私はグラフだけで数値などの情報がないと想像がしにくく、難しく感じることがわかりました。数値がないときに想像できるように頑張りたいです。
-- 傾きのグラフなどで、数字ではなく文字になってしまうと、どうしても難しく感じてしまいますが、対応させて考えるとわかりやすいということを学んだので、実践していきたいです。~
-- 今回の講義は今までで一番理解に悩んだ内容でした。言っていることは大体わかっては来ましたが、いざテストとなると絶対にできる自信がないので、しっかりと理解するまで復習します。
~
  難しさも、また、やりがいも、両方感じてもらえた課題だったと思います!
  提出されたものを見ると、だいたいよくできていました。ただ、頭の整理が
  できていないケースもありました。具体的には、上段から中段のグラフを作
  ることはできているのに、中段から下段のグラフが描けないケースがありま
  した。自信か何かが足りないのです。
  
  シャーロック・ホームズは言いました。「可能性としてありえないことを除
  外して最後に残っものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる」
  私たちも、思い込みから自由になってみましょう!
~
  シャーロック・ホームズは言いました。「全ての不可能を除外して最後に残っ
  たものが如何に奇妙なことであってもそれが真実となる」私たちも、思い込
  みから自由になってみましょう!
~
*** 運動方程式 [#h78269de]
-- 最後のΔvと力質量の関係性について理解できたのが嬉しかったです。ただ漠然とした高校までの知識を使っただけなのでもっと具体的に何故を深めて頑張りたいと思いました。~
-- 力が大きければ加速度が大きくなる、長く力を加えればその短い時よりも加速度は大きくなる、質量が小さくて力が同じならその方加速度は大きくなる、言葉でみると当たり前でしかないけれど実際にグラフにするには頭を捻らないと作れないです。~
~
  授業ではそこまでやっていません!
  グラフの話と運動方程式の話が結びつくのは次の授業です!!
~
*** その他 [#qacd35d6]
-- 思い出したことがあるのですが、小学生の頃に、人間は横向きではなく前後に歩くので、目線を縦向きに動かした方が脳が素早く判断すると習った記憶があります。この記憶を元に考えると、複雑な横軸を支点として、縦軸のメモリを自由に動かす思考の方が解釈しやすかったのかなと思いました。憶測で申し訳ないです。
~
  大学で学生の皆さんを教えていると、人間の認識のし方は、人それぞれだと
  気づきます。皆さん自身も「自分はどんな認識の仕方をしているのだろうか」
  と意識することで、より学びが効率的になるはずです!
  視線の動きの向き、というのもあり得る話だと思います。
~
-- 三次関数を複数の二次関数と捉えることで違った見方が可能であることも知れてよかったです。~
~
  今回は、もちろん、3次関数は2次関数とは違うわけです。しかし、より複
  雑な関数を、私たちになじみのある2次関数に見立てて考える、という手法
  は物理学で非常に多く出てくる手法です!そこで、このコメントを興味深く
  読みました。
~
-- 選挙や政府の動きについて、そこまで深く考えたことがなかったので、責任の重さを感じました。~
~
  ぜひ、考えてください!物理学を含め、科学は、ときどき、政府の犯罪的行
  為に加担することになります。皆さんが科学の道に進むと、知らずに加担す
  ることになるかもしれません。科学の道に進まなくても、政府にそうさせな
  いようにするためには、有権者である国民が考えて対応する必要があります。
~

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