傾きのプリントの右のグラフは、(0s, 4m/s)、(2s,2m/s)、(4s,0m/s)、 (6s,-2m/s)、(8s,-4m/s)を通る、と授業でお話したと思います。3s の点も、 もちろん、とっても良いですよ! 授業でもお話したように、「物理学概論」の範囲では、正確なことを議論し ません。そこで、多少のズレは問題にしません。しかし、傾き(速度)の意 味はしっかり理解してほしいです。
素晴らしい!まさにそこがポイントですよ。今回、加速度という言葉を出し ませんでしたが、加速度の定義を理解してもらうためには、こうしたグラフ の作業が不可欠です。
高校の物理基礎でも、そのような練習をしたのですか?!素晴らしい!どう も、高校での物理学では、速度を傾きとして理解することが、十分にできて いないので、物理学概論では、このような練習をしています。そのような認 識をお持ちの高校の先生は、多くないかもしれません。
難しさも、また、やりがいも、両方感じてもらえた課題だったと思います! 提出されたものを見ると、だいたいよくできていました。ただ、頭の整理が できていないケースもありました。具体的には、上段から中段のグラフを作 ることはできているのに、中段から下段のグラフが描けないケースがありま した。自信か何かが足りないのです。 シャーロック・ホームズは言いました。「可能性としてありえないことを除 外して最後に残っものが如何に奇妙なことであっても、それが真実となる」 私たちも、思い込みから自由になってみましょう!
授業ではそこまでやっていません! グラフの話と運動方程式の話が結びつくのは次の授業です!!
大学で学生の皆さんを教えていると、人間の認識のし方は、人それぞれだと 気づきます。皆さん自身も「自分はどんな認識の仕方をしているのだろうか」 と意識することで、より学びが効率的になるはずです! 視線の動きの向き、というのもあり得る話だと思います。
今回は、もちろん、3次関数は2次関数とは違うわけです。しかし、より複 雑な関数を、私たちになじみのある2次関数に見立てて考える、という手法 は物理学で非常に多く出てくる手法です!そこで、このコメントを興味深く 読みました。
ぜひ、考えてください!物理学を含め、科学は、ときどき、政府の犯罪的行 為に加担することになります。皆さんが科学の道に進むと、知らずに加担す ることになるかもしれません。科学の道に進まなくても、政府にそうさせな いようにするためには、有権者である国民が考えて対応する必要があります。