Top/Raspberry Pi/インターバル撮影

Raspberry Pi でインターバル撮影

趣旨

参考にしたページ

ソフトウエアの設定

  1. avahi(Zeroconf)

    自動で認識されるようなネットワークに接続したとき、名前で参照することができるような仕組みがある。
    Zeroconf とか Bonjour とか avahi とか呼ばれる仕組みである。Linux の場合には、avahi である。
    • インストール
      apt-get install avahi-daemon

    • 設定
      /etc/avahi/services/http.service に以下の内容を書き込んでおく。
      <?xml version="1.0" standalone='no'?><!--*-nxml-*-->
      <!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
      <service-group>
        <name replace-wildcards="yes">%h</name>
        <service>
          <type>_http._tcp</type>
          <port>80</port>
          <domain-name>local</domain-name>
          <host-name>%h.local</host-name>
        </service>
      </service-group>
      ※ なお、%h はホスト名を表す。これを変更するには、/etc/hostname を変更する必要がある。
      ※ 個人的にはホスト名を rptl00 (Raspberry Pi Time Lapse ゼロゼロ)とした。

    • 再起動
      /etc/init.d/avahi-daemon restart
      これで同じネットワーク内からは、ウェブブラウザで rptl00.local でアクセスできるようになった。

  2. tmpfs

    RAM ディスクを用いることで、不用意に SD カードに書き込むことを防止し、かつ、処理速度を早める。

    • 設定
      /etc/fstab に次のように書き入れて再起動する。
      tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=100m 0 0
      ※ なお、この記事によれば、tmpfs は使われなければメインメモリとして利用されるそうだ。

  3. 静止画撮影

    まずは静止画を撮影する。その後、動画に変換する。raspivid を使って直接動画にする可能性もある。しかし、サムネイル(thumbnail)の作成や、
    圧縮率の変更、再生時のスピードの調整などを考えると、動画への変換を行った方がよいと考えた。(まだ迷っているところ。)

  4. 動画への変換

    静止画から動画への変換は、ffmpeg を用いる方法と、mencoderを用いる方法がある。変換速度について、x86 では ffmpeg の方が圧倒的に速い。
    しかし、ARM では、ffmpeg の方が圧倒的に遅かった。最適化できていないという情報もある。


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