Raspbmc とは
XBMC の Raspberry Pi バージョンであるようだ。メディアサーバーは、XBOX 用に開発された XBMC(XBox Media Center)の Linux バージョンである OpenELEC などがあり、OpenELEC を Raspberry Pi に使うことも行われてきた。しかし、現在では、Raspbmc が標準的に使われているようである。
Raspbmc にできること
Raspberry Pi に Raspbmc を導入すると、Raspberry Pi は様々なメディアのプレーヤーになる。特にビデオを再生できることは重要である。Raspberry Pi は HDMIインターフェースを持っているので、これをテレビに接続すれば、通常パソコン内に保存されているような動画ファイルを Raspberry Pi で再生できる。ポータブルなメディアプレーヤーとなるわけである。
さらに重要なのは、Raspberry Pi に接続された HDMIケーブルを通じて、通常のテレビのリモコンで Raspberry Pi を制御できる点である。Raspberry Pi を直接操作しなくていいので、家電として機能するようになる、と言える。
その上、テレビのリモコンでなく、iOS や Android のソフトを入れれば、そうしたソフトで操作できる点も特徴である。