Raspberry Pi カメラモジュール †
はじめに
Raspberry Pi にカメラを取り付け利方法は主に2通りある。一つは、USB 接続の Web カメラを取り付ける方法で、
もう一つは専用のカメラモジュールを取り付ける方法である。後者の方がパフォーマンスが高そうであるし、Model A
を用いた場合には、USB ポートはネットワークに利用する可能性が高いので、専用カメラモジュールを選ぶべきである。
諸元 †
情報源
RSOnine のページ
画素数 500万画素
静止画画像サイズ 2592 x 1944
動画解像度 1080 p
動画最大フレームレート 30fps
焦点距離 固定
本体との通信方式 I2C
購入
インストール †
接続方法
こちらのページ にあるように、HDMI 端子の横のフレキシブルケーブルコネクタに接続。
ケーブルの向きに注意!。詳しくはビデオ参照のこと。
有効にする
こちらのページ にあるように、
raspi-config
で "Enable Camera" を選んで使えるようにする。(上記のページとは画面表示がちょっと違う。)
ソフトウエア †
撮影に関するソフトウエア
それぞれ多彩なオプションがあるので、--help のオプションをつけて詳細をみるとよい。
画角は、静止画(raspistill で撮影したもの)の方が若干広いようだ。
静止画撮影用コマンド
raspistill
いろいろなオプション
様々なオプションを試した例このページ(ことのはじめってどうやるの) やこのページ(Raspberry Pi メモ) で見ることができる。
タイムラプスオプション
time lapse (インターバル撮影あるいは微速度撮影)用のオプション -tl がある。単位ミリ秒で、撮影間隔を指定できる。
しかし、おそらくカメラの中での撮影時のキャリブレーションのために、実際にはより長い時間がかかkる。例えば、1024x768
程度の解像度の場合、-tl 500 で500ms 間隔で静止画を撮影しようすると、作成されたファイルのタイムスタンプは、おおよそ
901.3 ms の時間間隔があった。400ms の処理時間を見積もる必要がある。 (2013-09-01 (日) 20:52:58 時点)
動画撮影用コマンド
raspivid
撮影開始からしばらくは明るさなどの調整が行われるので色調が変になる。
フレームレート(fps; frames per second) は、1 以下を設定できない。そこで、微速度撮影をするなら、1 fps が限度となる。
応用 †