#topicpath ** アーデュイーノ (Arduino) [#z18ec656] 電子工作は素人。だけど、アーデュイーノを使ってみたいと思います。 以下、アーデュイーノを使うまでの道筋を記録します。 同じような素人さん向けに参考になるように。 ** 既製品の Arduino を使う [#if0a0755] ※ あっけないほど簡単だった。 *** 買う [#s45cf86f] + Arduino Duemilanove を買う~ 既製品の Arduino を買います。~ 最初は、もっとも標準的な Arduino Duemilanove ("Duemilanove" は 2009 の意味だそうです。)がいいでしょう。 ++ 秋葉原なら、マルツパーツで売っていると思われます([[参考>http://www.marutsu.co.jp/user/shohin.php?p=64284]])。 ++ 通販ならより安いです。[[アマゾン経由でスイッチサイエンスから送料無料で>http://www.amazon.co.jp/Arduino-Duemilanove-328/dp/B001VG2RYO%3FSubscriptionId%3D0G91FPYVW6ZGWBH4Y9G2%26tag%3Dssci-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001VG2RYO]]購入できます。 ~ ~ + USB ケーブルを買う~ 上記の Duemilanove をパソコンと接続するために USB B 端子を持ったケーブルを買います。~ プリンタに接続するためのケーブルで接続できるものがあればそれを使いましょう。~ 無ければ、100円ショップで探してみましょう。 ~ ~ *** 開発環境を整える (Windows XPの場合) [#e2997ea8] 「開発環境(IDE)」というと大袈裟です。~ Arduino はプログラムを仕込めます。そのプログラムを書いて本体に送るためのソフトです。 ~ ++ IDE のダウンロード~ [[ここのページ>http://www.arduino.cc/en/Main/Software]]からダウンロードします。~ 現時点の最新バージョンは [[Arduino 0016>http://arduino.googlecode.com/files/arduino-0016-win.zip]]です。~ いろいろなフリーソフトが入っているので、70MB弱のサイズがあります。 ~ ++ 上記ファイルの展開~ ZIP という形式で保存されています。これを展開します。 ~ ++ 接続とドライバの導入~ +++ パソコン本体と Arduino Duemilanove を USB ケーブルで接続します。~ +++ すると、"新しいハードウエアが見つかりました" というメッセージの後、~ +++ 「新しいハードウエアの検出ウィザード」が立ち上がります。~ +++ 「一覧または特定の場所からインストールする」を選んで、「次へ」~ +++ 「次の場所で最適のドライバを検索する」「次の場所を含める」を選んで、「参照」をクリック。~ ZIP ファイルを展開してできた~ arduino-0016-win の中の arduino-0016 の中の drivers の中の FTDI USB Drivers を選んで 「OK」をクリック。~ +++ 元の画面で「次へ」をクリック。インストールが開始されます。 +++ 「完了」が表示されたらそれをクリック。 +++ もう一度同じ画面(新しいハードウエアの検出ウィザード)が現れます。同じ作業を繰り返します。 ~ ~ ++ 確認作業~ この時点で導入はほぼ完了しています。確認のために次の作業をします。 +++ arduino-0016 のフォルダから、arduino.exe を探しだし、ダブルクリックで起動。 +++ 画面の左上のプルダウンメニューから次のものを選びます。 File > Sketchbook > Examples > Digital > Blink 画面にプログラムらしきものが表示されます。~ これはボード上の LED を光らせるプログラムです。 +++ プルダウンメニューから次のものを選びます。 Tools > Serial Port これは通信先を Arduino に指定するための作業です。~ "COM3" "COM4" "COM5" の中から選んでください。~ わからなければ、いったんケーブルを抜いて、なくなるデバイスを見つけて下さい。 +++ プルダウンメニューから次のものを選びます。 Tools > Board 製品名のリストが出てきます。今回は、ATMEGA 328 が搭載されている Duemilanove なので、 Arduino Duemilanove w/ ATmega328 を選びます。これを選んだ後、しばらく時間がかかりますので、気長に待ってください。 +++ プログラムのアップロード~ この時点でボードを見ると、電源が入っていることを示すランプが点灯しているだけです。~ 画面上のアイコンから、右矢印のアイコンを選んで、マウスのポインターを移動します。~ UPLOAD という文字が現れるはずです。プログラムを本体に送り込むという意味です。~ これを押します。再び、ちょっと時間がかかります。気長に待ってください。 +++ テスト完了~ 画面に "Done uploading" と表示され、ボードのオレンジ色のランプが点灯していたらテスト完了です。~ おめでとう。 *** 開発環境を整える (Debian Lenny の場合) [#r41575b0] ++ パッケージの導入(※ root の権限で実行)~ apt-get install openjdk-6-jre gcc-avr avr-libc avrdude ※ JRE(Java Runtime Environment) は複数の製品があります。~ プログラムによってはこれを選びます。~ 使用する JRE を切り替えるには、root の権限で update-alternatives --config java を実行します。~ Arduino の IDE を利用する場合には、openjdk-6-jre に対応する /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/bin/java にします。 ++ IDE をダウンロード~ +++ [[ここのページ>http://www.arduino.cc/en/Main/Software]]からダウンロードします。~ 現時点の最新バージョンは [[Arduino 0016>http://arduino.googlecode.com/files/arduino-0016-linux.tgz]]です。 +++ ダウンロードしたファイルを展開します。 ~ ~ ++ 確認作業~ この時点で導入はほぼ完了しています。確認のために次の作業をします。 +++ 展開してできたディレクトリの中から arduino を見つけてこれを実行します。 +++ 画面の左上のプルダウンメニューから次のものを選びます。 File > Sketchbook > Examples > Digital > Blink 画面にボード上の LED を光らせるプログラムが表示されます。 +++ プルダウンメニューから次のものを選びます。 Tools > Serial Port これは通信先を Arduino に指定するための作業です。~ USB のデバイス( /dev/ttyUSB0 )を選んでください。~ わからなければ、いったんケーブルを抜いて、なくなるデバイスを見つけて下さい。 +++ プルダウンメニューから次のものを選びます。 Tools > Board 製品名のリストが出てきます。今回は、ATMEGA 328 が搭載されている Duemilanove なのでそれを選びます。 +++ プログラムのアップロード~ 画面上のアイコンから、右矢印のアイコンを選んで、マウスのポインターを移動します。~ UPLOAD という文字が現れるはずです。プログラムを本体に送り込むという意味です。 これを押します。 +++ テスト完了~ 画面に "Done uploading" と表示され、ボードのオレンジ色のランプが点灯していたらテスト完了です。~