自作の Arduino を使う †
なぜ自作の Arduino を使うのか †
- 安い
今時、ネットブックと呼ばれるノートパソコンが3万円程度でも買える。ノートパソコンではモニターできる環境、電源のバックアップ、ネットワークインターフェースにキーボード、等など、様々な装備が充実している。そんな中、マイコンボードが数万円してどうするのだろうか?数万円のマイコンボードで何かするくらいなら、パソコン自身を利用した方がよい。
逆に、よりずっと安価なマイコンであれば使う意味がある。大量に展開できる可能性があるからだ。そして、可能な限り徹底的に安くすべきだ。秋月電子では、AVR マイコンで Arduino に利用できる ATmega 168P を 14 個以上購入すると、1個あたり 270円になる。
- USB ポートは必要ない
標準的な市販品の Arduino では、USB ポート部分を持っていることで値段が高くなっている部分がある。
ところが、実際にスタンドアローンで稼働させる場合、USB ポートをつけながら動かす必要はない。パソコンからプログラムを送る時だけあればいい。
だから、USB 通信部分と本体部分は別々に作るべきだ。
自作の Arduino を使う †
- 作る
- とりあえず、下記の URL を元に作ってみる。一応、配線は完了。
しかし、ブートローダを仕込んでいないので動かない。2009-07-31 (金) 16:35:45
- 参考 URL :
Duemilanoveの回路図
秋月 FT232RL(AE-UM232R)のマニュアル
「はじめてのArduino」の写真
「ブレッドボードでArduino」の写真
- ブートローダ
- 準備1 : AVRISP mkII を購入する。
これを Windows パソコンに接続して、ハードウエアを検出させてから付属の CD を入れる。
ドライバが CD に入っているので、ここを指定してドライバを導入する。
- 準備2 : AVR Studio を CD から導入する。
- 準備3 : AVR Studio を起動する。
起動直後に立ち上がる Window は Cancel で消去する。
小さなチップに"Con-"と書かれたアイコンをクリック。Platform-> AVRISP mkII と Port-> USB を設定して Connect。
初回はいろいろと言われるが、適当に処理する。
- あとは、次の URL に従って書き込む。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/20090806_307235.html
ただし、上の記述は内臓のクロックを使うものである。
ここでは、Duemilanove などと同じように外部の水晶発振を使って 16MHz で動かす。
そこで、Fuse や Bootloader のファイルは次の URL に従って設定する。
http://www.geocities.jp/arduino_diecimila/bootloader/index.html#mega8_328
なお、未使用ビットの表し方が arduino と AVR Studio とで異なるという重大な事実がある。
http://roshiago.blog.so-net.ne.jp/2009-08-23
とりあえずうまく動いた。この辺は改めて整理する。2009-08-25 (火) 16:16:44
- 準備x : ここの追記3の情報を基に、hardware/tools/avr/etc/avrdude.conf を編集し、末尾に 168P 情報を書き加える。
必要あったのか?
- プログラムを送り込む