ESP32 †
中国の Espressif Systems 社が作成したマイクロコントローラで、次の特徴を持つ。
- 特徴
- Arduino IDE (IDE とは「東郷開発環境」のこと)で開発できる。
(他の開発環境も選択しうる)
- Wifi 対応(単体で無線LAN接続できる。)
- Bluetooth 対応(単体でBluetooth接続できる。)
- ESP8266 の後継。
- ESP8266 との比較
比較項目 | ESP8266 | ESP32 |
対応する無線通信 | Wifi, Bluetooth | Wifi |
CPU | 32bit, dualcore, 160MHz | 32bit, singlecore, 80MHz |
Espressif 製のモジュール名 | ESP-WROOM-32 | ESP-WROOM-2 |
Arduino を使ってネットワーク接続をするのであれば、最初から ESP32 を使うことを考えるべき。
開発用ボード †
ESP32用の開発ボードはいくつかある。今回は、Switchscience の ESPr Developer 32 を使用する。
使用前の準備 †
- ピンヘッダの半田付け
まずはこれから。これをしないと、プロトタイピングできない。
- Arduino IDE のダウンロードと初期設定
- ポータブルな環境にするには、"Windows ZIP file for non admin install"を選択する。
もちろん献金してよい。しかし、献金しなくても "Just Donwload" ボタンでファイルを取得できる。
1.8.5 が最新版(2018-08-16 (木) 17:44:23時点)
- Switchscience の解説ページを参照して、Arduino IDE で ESP32 ボードを使えるようにする。
- ファイル > 環境設定 で
設定タブの「追加のボードマネージャーのURL:」に https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json を書き込み OK をクリック
- ツール > ボード:"Arduiono/Genuin Uno" にマウスのポインターを合わせ、
現れたタブからボードマネージャを選んでクリック。窓に、ESP32 を入力すると、"esp32 by Expressif Systems"が現れる。
これをクリックし、「インストール」をクリックする。
ボードの定義がダウンロードされてインストールされる。
- ツール > ボード:"Arduiono/Genuin Uno" にマウスのポインターを合わせ、
ESP32 Dev Module を選択する。
- ツール > シリアルポート
でそれらしい COM3 などを選択する。選択しないと通信できない。
- はまったところ
- コンパイルがエラーで止まる。
Mc Afee のウィルス対策ソフトのリアルタイムスキャンが影響している。これを止めると、コンパイルできる。
- ツール > シリアルポートで選べない。
USB Type B micro のコネクタが深く刺さっていないと、COMポートが認識できない。
ちなみに、シリアル通信のデバイスドライバは、Windows が勝手にインストールしてくれる。
IFTTT で利用する。 †
- IFTTT について
こちらのページを参照する。
- IFTTTの webhooks チャンネルの利用を開始する。