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LAセミナー2008

全般的な講評 (ここも読むように!)

  1. 調べること

    必ず、自分のテーマについて、次の項目について調べて論文に書きましょう。これらは、調べたことが明確にわかるように、引用の形式をきちんと守って書いてください。

    1. 言葉の定義
    2. これまでの経緯( この情報をまとめるのには、新聞が便利です )
    3. 識者や新聞の言っていること、意見( 本や新聞を活用しましょう )

      なお、ホームページを検索して書いてあったデータをそのまま用いる行為はしてはいけません。それがデマであるならば、皆さんはデマを広める手助けをすることになります。最低限、そのデータが何に基づいて得られたものであるのか、それが明記されているものだけを使ってください。それさえも、通常は「孫引き」と呼ばれ、多くの先生はそのようなデータの利用を禁止しています。「原典に当たれ」とよく言います。できるだけ、大元の資料を確かめて引用するようにするべきです。

      引用は、引用の形式を守ってください。すなわち、著者名、タイトル、ページ、出版社、出版年といった情報です。ホームページの場合には、著者名、ホームページのタイトル(必ずあります。右クリックでプロパティを見ると出てきます。)、URL (http://robo.mydns.jp/Lecture/ というような形式)、更新日(プロパティに表示される)を書いておきましょう。
  2. 文章や話の構成

    プリントを配布し、それに従った話の流れにするように言いました。それには、二つ理由があります。

    1. 話の流れを作ること
      要約の作業をしていてわかったと思います。文章や話は、接続詞や、話の展開がわかるような言葉があると、格段にわかり易くなります。そこで、それを使う練習です。

    2. 時間的な流れと話の流れ
      人間は、人にものを伝えるときに、自分が体験した順番に話す傾向があります。その方が記憶がたどり易いからです。しかし、聞いている立場からすると、論理的なつながりの方が重要で、時間的な前後関係は重要ではありません。調べて終わってから、「これは問題だ!」と思うことがあるでしょう?そうだとしたら、その問題意識を最後に話すべきでしょうか?そうではありません。最初に話して、聞く人の関心を向ける必要があります。

  3. 話のしかた

    聞く人の方を向いてしゃべることはよくできていました。しかし、声が通るように話すためには、口を紙でふさぐようにして話すのはどうでしょうか?顔全体を聞く人に向けましょう。

個々の講評


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