#topicpath * 物理学実験I [#md0f7f50] ** 実験用データ [#uc911cf4] *** 誤差の扱い [#h7f57953] -- 誤差を扱うためのサンプルデータ --- [[長さについてのデータ>http://robo.mydns.jp/Lecture/DATA/EXPI/LengthData.xls]] --- [[誤差含んだ数値を計算するためのデータ>http://robo.mydns.jp/Lecture/DATA/EXPI/RandomSample2014.xls]] ~ ~ ** 実験についての補足説明 [#p2cf5005] *** 誤差つきのグラフを描く [#bf6e1fa8] -- エクセル2007による散布図で縦軸誤差範囲と横軸誤差範囲を指定する方法~ 次のような手順で行います。~ ~ +++ データの準備~ 散布図を描くための準備を行う。この時、あらかじめ、上下のエラーバーの幅を求めたセルを用意しておく。~ ~ +++ 散布図を描く~ この部分は省略。~ ~ +++ 暫定的なエラーバーの表示~ グラフをハイライトした状態で、上段のメニューから~ レイアウト→(分析→)誤差範囲→誤差範囲(標準偏差)~ を選ぶ。とりあえず、いい加減なエラーバーがつきます。~ ~ +++ 横軸誤差範囲の指定~ 横軸方向に伸びたエラーバーを右クリック → 誤差範囲の書式設定 → ユーザー設定 → 値の指定 で、誤差の範囲を記述したセルを指定します。~ ~ +++ 縦軸誤差範囲の指定~ 同様の操作を繰り返します。~ ~ +++ マーカーの削除~ 多くの場合、誤差範囲を描くことができたら、データを表すマーカーはいりません。~ 不必要だと思ったら削除してしましましょう。~ ~ -- ビデオ~ 作業の様子をビデオにしました。~ [[http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/Graph_With_ErrorBar.wmv_thumbnail.jpg>http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/Graph_With_ErrorBar.wmv]] -- コメント~ ※ この情報は私自身、Web を探しても適切な情報が見つかりませんでした。~ 一度、暫定的に適当な誤差範囲を描かせることがポイントです。~ ※ そもそも、エクセルは物理学データを扱うのにいろいろな意味で不向きです。~ 手書きを勧めます。あるいは他のソフトを利用してください。~ ~ -- 追加-近似曲線を引く~ +++ 近似曲線を引くときの横軸の値の最小値を記録する。 +++ グラフをクリック → レイアウト → 分析 → 近似曲線 → 線形近似曲線 +++ 近似曲線を右クリック → 近似曲線の書式設定 +++ 後方補外 の欄に 横軸の値の最小値を入力。 +++ 必要に応じて グラフに数式を表示する にチェック。~ [[http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/FittingLine.wmv_thumbnail.jpg>http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/FittingLine.wmv]] *** 最小二乗法による係数と切片の決定 [#t995361b] -- エクセル2007による散布図用データで最小二乗法で直線を決定する時の係数の計算~ 次のような手順で行います。~ ~ +++ データの準備~ 横軸のデータ、縦軸のデータの他に、結果を表示する場所を 2x2 の4マス分確保します。~ ~ +++ 結果を表示する場所の指定~ マウスで上述の4マス分を反転させます。~ ~ +++ 関数の入力(前半)~ 入力欄に =LINEST( と入力します。~ セル範囲を指定する状態になるので、最初に縦軸の値のセルを指定します。~ カンマを入力して、続いて横軸の値のセルを指定します。~ カンマを入力して、続いて、y切片を計算するなら TRUE (原点を通るなら FALSE)と入力し、~ カンマを入力して、続いて、誤差を計算するなら TRUE (しないなら FALSE )と入力して括弧を閉じます。~ ~ +++ 関数の入力(後半)~ 括弧を閉じた後、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。~ 単に Enter キーを押すだけではないところがポイントです。~ ~ -- ビデオ~ 作業の様子をビデオにしました。~ [[http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/LINEST.wmv_thumbnail.jpg>http://robo.mydns.jp/Lecture/VIDEO/EXPI/LINEST.wmv]]