物理学実験I †
実験用データ †
誤差の扱い †
実験についての補足説明 †
誤差つきのグラフを描く †
- エクセル2007による散布図で縦軸誤差範囲と横軸誤差範囲を指定する方法
次のような手順で行います。
- データの準備
散布図を描くための準備を行う。この時、あらかじめ、上下のエラーバーの幅を求めたセルを用意しておく。
- 散布図を描く
この部分は省略。
- 暫定的なエラーバーの表示
グラフをハイライトした状態で、上段のメニューから
レイアウト→(分析→)誤差範囲→誤差範囲(標準偏差)
を選ぶ。とりあえず、いい加減なエラーバーがつきます。
- 横軸誤差範囲の指定
横軸方向に伸びたエラーバーを右クリック → 誤差範囲の書式設定 → ユーザー設定 → 値の指定 で、誤差の範囲を記述したセルを指定します。
- 縦軸誤差範囲の指定
同様の操作を繰り返します。
- マーカーの削除
多くの場合、誤差範囲を描くことができたら、データを表すマーカーはいりません。
不必要だと思ったら削除してしましましょう。
- ビデオ
作業の様子をビデオにしました。
- コメント
※ この情報は私自身、Web を探しても適切な情報が見つかりませんでした。
一度、暫定的に適当な誤差範囲を描かせることがポイントです。
※ そもそも、エクセルは物理学データを扱うのにいろいろな意味で不向きです。
手書きを勧めます。あるいは他のソフトを利用してください。
- 追加-近似曲線を引く
- 近似曲線を引くときの横軸の値の最小値を記録する。
- グラフをクリック → レイアウト → 分析 → 近似曲線 → 線形近似曲線
- 近似曲線を右クリック → 近似曲線の書式設定
- 後方補外 の欄に 横軸の値の最小値を入力。
- 必要に応じて グラフに数式を表示する にチェック。
最小二乗法による係数と切片の決定 †
- エクセル2007による散布図用データで最小二乗法で直線を決定する時の係数の計算
次のような手順で行います。
- データの準備
横軸のデータ、縦軸のデータの他に、結果を表示する場所を 2x2 の4マス分確保します。
- 結果を表示する場所の指定
マウスで上述の4マス分を反転させます。
- 関数の入力(前半)
入力欄に =LINEST( と入力します。
セル範囲を指定する状態になるので、最初に縦軸の値のセルを指定します。
カンマを入力して、続いて横軸の値のセルを指定します。
カンマを入力して、続いて、y切片を計算するなら TRUE (原点を通るなら FALSE)と入力し、
カンマを入力して、続いて、誤差を計算するなら TRUE (しないなら FALSE )と入力して括弧を閉じます。
- 関数の入力(後半)
括弧を閉じた後、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。
単に Enter キーを押すだけではないところがポイントです。
- ビデオ
作業の様子をビデオにしました。