Top/講義のページ/LAセミナー2008S

LAセミナー2008

第二回提出論文について

※ メールを送ったのは、22:21でした。ところが、大学のメールシステムの影響で、届いたのは翌日の 01:54 ごろです。結局深夜になってしまいました。ごめんなさい。
※ メモなど、提出物が残っている人がまだいます。早めに出してください。先にもお知らせしたように、成績をつける期限もありますし、秋学期のオリエンテーション前に返却する都合があります。
※ 再改定した最終原稿の提出期限は7/31です。

共通の注意事項があります。これを守ってください。こうした形式は、決まりごとです。守らないと、読んでいる人が辛いので、その結果、評価が低くなる可能性が高いです。内容でなく、形式で減点されるのは残念なことです。このような形式に慣れてください。

  1. 調べ物として、「識者や新聞の意見」が欠落している人がいます。必ず入れるようにしてください。
  2. 個別に指摘したところだけでなく、全般的に注意した点も直してください。全員に赤を入れるのは、正直なところ、骨が折れます。
    例えば、文体の不統一や、体言止めを相変わらず使っている人がいます。
    特に、調べて論文に書き入れるものとして、「識者・新聞の意見」というものがあります。まだ、半数ぐらいの人は採り入れていません。必ず入れてください。
  3. 同様に、同じような修正はいちいち書いていない場合があります。自分で直してください。
  4. 段落の区切り方もしっかり考えましょう。なんとなく改行しないで、段落のまとまりの中では改行せずにひとまとめにしましょう。
  5. 提出日を入れてください。提出するごとにバージョンが違うのですから、提出日も更新してください。
  6. サンプルの論文のように、序論・本論・結論の形式を守ってください。各章のタイトルは、「序論」よりは「はじめに」の方がいいですし、「本論」よりは、具体的な問題点をタイトルにすべきです。「結論」はそのままでもいいです。しかし、「結論」の代わりに「まとめ」がいいと思います。
    「1. はじめに」としておいて、「2. 本論」とするのは変です。
  7. サンプルの論文のようにアンケートをそのまま資料として載せてください。まだ載せていない人がいます。アンケートのちょっとした文面の差異がアンケート結果に影響を与える可能性があるので、アンケートの文面そのままを載せる必要があります。
  8. アンケート結果は表の形でまとめている人が多く、大変良いです。「表1」などとして、それを本文中で参照するようにしてください。
  9. 引用の形式が独自の形式だと同様に減点になる可能性が高いです。LAセミナーで話したような形式にしてください。()内を該当するものに変えてください。また、引用文献情報の中では「、」を使わず、「,」を使いましょう。また、順番もこの順番で書きましょう。
    1. 書籍の場合
      (著者名), 「(タイトル)」, p.(ページ),(出版社),(出版年) 
    2. 辞書の場合
      (辞書名), p.(ページ),(出版社),(出版年)
    3. 新聞の場合
      (新聞名), (年)年(月)月(日)日, (朝か夕)刊, (紙面の名称:紙面の上のほうにあります)面
    4. 教科書の場合 (サンプルではページ数を入れていませんでした。入れましょう。)
      (中学か高校かまた、科目名は何か)用, 「(教科書のタイトル)」, p.(ページ),(出版社),(出版年) 
    5. ホームページ
      (ホームページタイトル), (URL), (更新年月日)

全般的な講評 (ここも読むように!)

  1. 調べること

    必ず、自分のテーマについて、次の項目について調べて論文に書きましょう。これらは、調べたことが明確にわかるように、引用の形式をきちんと守って書いてください。

    1. 言葉の定義
    2. これまでの経緯( この情報をまとめるのには、新聞が便利です )
    3. 識者や新聞の言っていること、意見( 本や新聞を活用しましょう )

      なお、ホームページを検索して書いてあったデータをそのまま用いる行為はしてはいけません。それがデマであるならば、皆さんはデマを広める手助けをすることになります。最低限、そのデータが何に基づいて得られたものであるのか、それが明記されているものだけを使ってください。それさえも、通常は「孫引き」と呼ばれ、多くの先生はそのようなデータの利用を禁止しています。「原典に当たれ」とよく言います。できるだけ、大元の資料を確かめて引用するようにするべきです。

      引用は、引用の形式を守ってください。すなわち、著者名、タイトル、ページ、出版社、出版年といった情報です。ホームページの場合には、著者名、ホームページのタイトル(必ずあります。右クリックでプロパティを見ると出てきます。)、URL (https://robo.mydns.jp/Lecture/ というような形式)、更新日(プロパティに表示される)を書いておきましょう。
  2. 文章や話の構成

    プリントを配布し、それに従った話の流れにするように言いました。それには、二つ理由があります。

    1. 話の流れを作ること
      要約の作業をしていてわかったと思います。文章や話は、接続詞や、話の展開がわかるような言葉があると、格段にわかり易くなります。そこで、それを使う練習です。

    2. 時間的な流れと話の流れ
      人間は、人にものを伝えるときに、自分が体験した順番に話す傾向があります。その方が記憶がたどり易いからです。しかし、聞いている立場からすると、論理的なつながりの方が重要で、時間的な前後関係は重要ではありません。調べて終わってから、「これは問題だ!」と思うことがあるでしょう?そうだとしたら、その問題意識を最後に話すべきでしょうか?そうではありません。最初に話して、聞く人の関心を向ける必要があります。

  3. 話のしかた

    聞く人の方を向いてしゃべることはよくできていました。しかし、声が通るように話すためには、口を紙でふさぐようにして話すのはどうでしょうか?顔全体を聞く人に向けましょう。

参考

個々の講評


トップ   編集 凍結 差分 添付 複製 名前変更 リロード   新規 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2008-07-27 (日) 21:54:31