#author("2021-10-03T13:38:51+09:00","external:moriat","moriat")
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** 第2回の授業のコメント [#tfc73888]
*** 勉強法 [#k6d24031]
- なるほど!というコメント
-- 中学の時からノートには板書以外のメモを取るように言われていたのが、今日さらに詳しく知ることが出来てよかったです。
-- 授業の初めに見たノートの取り方で、積極的にノートをとってみたらいつもより授業を楽しめている気がしました。
-- 正しいノートの取り方がわかった。板書だけでなく、授業の内容・ストーリーを思い出せるように工夫することが必要。動画以外の方法もあるかもしれないと思った。
-- 予習の大切さだけではなく、ノートをとることも学力の向上につながることが分かりました。
-- ノートのとり方の動画を見て、板書以外にも書くべきだという話をきいて確かにそれは学習が定着するような気がした。
- やっていました!というコメント
-- 授業始めのノート術は、自分も実践できている部分もあり、自信になった。
-- 私も実際にノートをとるときは、自分なりにポイントをかいたり、先生の話していることをメモしたりして成績が上がったので、なるほどなと思いました。
-- ノートの取り方は東京大学でクイズノックの伊沢君が言っていて試したことがあるのですが確かに授業の体感スピードや頭への入り方が違う気がしました。
- これから続けます!というコメント
-- 最初にノートのとり方の動画を見たため、自分の疑問点などが明確になり、授業中の話がより面白く感じた。
-- メモをとることを習慣化できるようにしたいとノート作りのビデオを見て、感じました。
-- ノートの正しい取り方を学べてよかった。早速授業で活用してみようと思った。
-- 板書を移すだけでなく、授業中の先生の言葉などをメモするノート術は中学生の時に教わっており、実際にメモを取るほうが内容の流れを理解しやすかったという経験があります。しかし、その内容を聞いて自分がどう思ってかなど感想を書くことで内容がより深まるということは、知らなかったのでこれから実践していきたいと思いました。
-- ノートの正しいとり方を知り効率よく学習して実力を身に着けることができると思いました。例えば、授業の内容や先生の発言など疑問に思ったことをメモする習慣をつける、などです。また、授業内で先生がおっしゃっていた、授業が終わったときに今日は何を学んだかを思い起こして書き留めるということを全ての授業ですると決めました。
 勉強法についてお話しました。あとは、皆さんが実行するかどうか、だけです!!!
- まだ疑問が!というコメント
-- ノート術を今回実践してみたが、書くことに集中しすぎて話を聞き逃さないか不安。予習をこなしてうまくノートをとっていきたい。
-- 先生の発言もノートに書くというのはよく言われていて、実践もしていました。しかし、どこが重要な話なのかを見抜くのが難しく感じていました。今日のビデをを見て、接続詞に注目して聞けば良いのだということが分かりました。
 もちろん、ノートのとり方にも「うまさ」があります。先生の話を書き取る、のではなく、
 必要なことを選んで書くことになります。ぜひ、学生の間に、いろいろな授業で練習も兼ね
 て実践しましょう!必ず上手になり、将来役立ちます。
 そして、そのときに、接続詞に注目する、というのは重要なヒントになるはずです。

*** ものの落ち方 [#n6d481f0]
- 月面での実験
-- 今回の授業は重いものほど早く落ちるのはなぜかという疑問に基づいた内容だった。宇宙空間でハンマーと羽の落ちる速度の実験が面白かった。
-- 1番衝撃的だったのは、月面でハンマーと羽が同時に落ちたことです。本当に信じられなかったです。とても驚き、同時にすごく興味が湧いてもっと詳しく学びたいと思えました。
-- ガリレオガリレイが真空中で実験して同時に落ちれば重いものほど速く落ちるという仮説がもっともらしいと考えたときに、真空をつくる技術がなくて証明できなかったことを時代を超えて実験され、証明されたことはすごいことだなと感動しました。
-- ハンマーと羽の落ちる速さには驚きました。いまだにまだ理解できず考えているのですが、真空状態だと映像のような落ち方になりますが、そうでない状態(地球)で行うと羽のほうが遅く落下するのですよね。空気抵抗ということですか…!
 そのとおりで、月面での実験はとても印象的ですね。アメリカのアポロ計画は莫大な予算を
 つぎこんでおり、賛否が分かれるところかと思います。しかし、せっかくこのような映像が
 あるので、ありがたく使わせてもらっています。
- 重さによらない落下
-- 物の落下の加速度はどのような物体でも同じだとわかった。雰囲気では、重い物体のほうが早く落ちそうだが、スーパーボールでも同じスピードで落ちることが驚きだった。
-- 重いものほど早く落ちるという話に関して、今までは「教科書に書いてあったから」としか考えていなかったのですが、今回のようにより深く考えてみることで様々な発見ができることに気づくことができました。

*** 特撮 [#o015e013]
- ウルトラセブンがいないこと
-- ウルトラセブンが本当はいないというのはとても残念です。
-- 授業の最後にあった「ウルトラセブンはいない」という事が衝撃でした。
 この件は、本当に申し訳なく思います。しかし、皆さんの理解を深めるためです!
- 驚いた!すごい!
-- ウルトラセブンを見て、物体の落ち方の性質を利用して錯覚させるという方法に驚きました。何気なく見ていたアニメにもこのような性質が使われているということが分かり、自分には関係のないことではないということを学びました。
-- 今日の講義では、最後のウルトラセブンのスローモーションを用いる撮影方法に驚きました。ミニチュアを大きいものに見せるための方法というのは面白いなと感じた。
-- ウルトラマンにも落下速度の工夫がされているのは、印象付けるために大切な映像技術だと思いました。
-- 特撮のスローモーションはセットの大きさの調整のためであるということは知らなかったので、知る事ができてよかった。
-- 桜の映像やウルトラマンの映像の技術で細かく工夫されていることがやっぱり日本らしくて細かいところまで工夫されていて素敵だなと思った。
-- ウルトラマンの映像技術は落下の現象を利用してスローモーションにしていたので考えた人は頭がいいなと思いました。
-- ウルトラセブンの建物が壊れる速度を遅くしてリアリティをだしているというのはとても面白い発想だと思いました。
-- 物体の落下の見せ方だけで印象がだいぶ変わることにとても驚いた。またそれをとても面白く感じた。
-- 小さいときに見ていたウルトラマンが大きく見えるように、また迫力があるようにして工夫して撮影していたことに驚きました。
-- 物理の知識が、昔見ていたウルトラマンの番組に使われているとは、思わなかった。子供向けに作られている番組は、物語や撮り方などだけではなく、こういう知識も面白く作るために使われているんだなと思った。
-- 特撮で実際の縮尺でしか撮れないものを巨大化しているように見せるのに、落下時間を調整したというのには驚いた。
-- 特撮技術の話が興味深かったです。ビルが倒壊しているように見せるためにスローモーションを使っていたとは、思いもよりませんでした。
-- ウルトラマンの映像を見た時、ウルトラマンが大きく見えるように下から撮られているという工夫しか思いつけなかったため、スローモーションになっていると聞いたときは驚きました。
- 撮影の原理
-- ウルトラマンの映像でしたが、同じように進撃の巨人でも巨人が動くスピードより人間の動くスピードのほうが速く描かれていたのを思い出しました。ですがそういう巨大なものでも近く(間近)で見ると物凄いスピードですよね。なぜ遠くから見ると遅くなるのでしょうか。
 電車に乗って景色を見ることを考えてみましょう。世界の全ては電車とは反対方向に電車の
 速さで動いて見えるはずです。ところが、手前の電信柱は速く動き、遠くの富士山は動いて
 いないように見えます。遠くのものは小さく見えることと同じ理由です。人間の目は、直接
 大きさを見ているのではなく、角度を認識しているわけです。
 そこで、見ただけでは、巨大なビルも、ミニチュアのビルも、原理的には大きさが区別でき
 ません。区別するためには、物体の落下時間が重要な指標になってくるわけです。
- 気づかなかった
-- 特撮の演出について、子供の頃から特撮作品を多く見て来たのでスローモーション演出は当たり前のものという固定観念があり、それが特別なものだと気付きませんでした。
-- ウルトラマンのスローモーション編集は映像に迫力を出すために行っていると思っていたので、リアリティーを出す効果もあったことが意外でした。
-- ウルトラマンの動画では一見普通の戦いに見えてスローになっていたりとよく考えてなければ気が付かなかった。
-- ウルトラマンで使われている技術は無意識に見ていたが、確かにそうだなと思い面白いと思った。
-- セブンを大きく見せるために崩壊した建物をスローモーションで落下させていたというのはとても面白かった。しっかり見ていたつもりだったのだが、気付かなかったので悔しかった。全く違和感を感じなかったので知れだけ当たり前のものと勝手に認識していたのだと思い驚いた。
 まず、「気づかなかった」という事実が大事です。なぜ、自然に思えたのでしょうか。それ
 は、私たちの脳に「高いところから落ちる時間は長くなる」という「法則」が、私たちが気
 づかない間に出来上がっているからです。それは、私たちが生まれてから世界を観察してき
 て、自然に形作られた、言語化できない法則です。
 こうして、自分の中に無意識に法則ができていることから、「私たちは生まれながらの科学
 者である」と言えるのではないでしょうか。この授業では、この台詞が繰り返し現れてくる
 でしょう!
-- 特撮などを見る際に、私たちと同じ大きさのものを壊しているのに不思議と思わずに巨人がビルを倒していると思って見ているが、速度を遅くするだけで巨人が建物を倒しているように見えるのは、私たちの固定観念を利用していると知った。固定観念があるからこその演出だが、それが固定観念と知ったうえで特撮を見るのも面白いと思った。先生がおっしゃっていた。「変身したらもとには戻れない」ということが早速分かった気がする。
 はい!そのとおりです。そして、これからもそうした体験をしていくことになるはずです! 

*** 秒速5センチメートル [#d8310797]
-- 桜の花びらの話は、考えたことがなかったので、信じてしまいました。
-- 桜の花びらの落下速度はずっと秒速5センチメートルだと思っていたので講義を聞いて目から鱗だった。

*** アリストテレスとガリレオ [#eeebba69]
- アリストテレスがすごい!
-- 物が土の多いところに戻るなど昔の人の考え方は想像力豊かで面白いと思った。
-- アリストテレスの4元素についての話は錬金術について調べていた時に目にしたが、その時には解明されていない物事に持論を用いながら考えを述べられるというのはすごいことであると感じた。
-- アリストテレスが、「重い=土が多い」から、重いものほど土が多い場所へ戻ろうとすると考えたことが面白いなと思いました。
-- 今回の講義で一番印象に残っているのは、アリストテレスの重いものほど土が多い場所へ戻ろうとするという考え方です。私には絶対に思いつくことのできない考え方だと感じたため印象に残りました。
- どっちもすごい!
-- 本格的に授業に入りましたが、物の落ちる速さと重さの話で、アリストテレスの土の多いものが早く落ちる。土にひきよせられるなどという考えと、ガリレオの落ち方の検証の考えを私たちは固定概念によって、アリストテレスのような考えにもならないし、ガリレオのようなけんしょうをする必要もないけれど、どちらもすごい発想だと思いました。 
- ガリレオすごい!
-- ガリレオは仮説と検証をしっかり考えてあって自分にはできないと思ったのですごいなと感じました。
-- 今日の授業ではガリレオガリレイの疑問と仮説、検証の考え方を知って固定観念にとらわれずに考えていたのですごいと思いました。
-- 私がもしガリレオの立場になったとして、仮説は立てることはできても仮説に対して適切な検証を立てることはできないだろうなと思いました。様々な思考をして適切な検証をすることが出来るガリレオはすごいと思いました。
-- ガリレオ・ガリレイが落下速度についての仮説と考察を提示されましたが、今の自分にはあんなに的を射た考察ができないだろうと感じました。今後の授業でそういった考え方ができるように努力していきたいと思います。
-- アリストテレスほどの人物がたどり着いた「重いものほど早く落ちる」という見解を長い間誰も疑わずに使ってきたのが普通で、それを疑ってかかったガリレオ・ガリレイは本当に真理の追及が大好きだったのかなと感じました。既に存在する概念を疑うという事を私たちの世代は特にしようと思いません。
-- アリストテレスが考えたものは、今となっては違うと考えられるが、いざ自分の考えを言葉にするのは難しかったです。
-- 今日のガリレオの仮説検証の話で、重い物体と軽い物体の落ち方の比較で紐でつなげばいいという話があったが、確かにそうだなと思った。結果がほぼ同じになることは簡単に想像がつくが、その実験に行きつくまでの思考のプロセスはガリレオならではのものであると思う。
-- ガリレオの時代もそうだけれど、現代と違ってまだ技術や知識が乏しい中で各業界の人たちが知恵を絞った結果が現代に繋がっているのだと思うとありがたいと思うと同時に、科学の発展はすごいと思いました。
 ときどき、ガリレオは宇宙人じゃないかと思うことがあります。
 この授業でお話する「仮説と検証の考え方」は、ガリレオの全人類へのプレゼントです!
- その他
-- 私が生まれた時には、ほとんどの事が実証されていてアリストテレスやガリレオのように一から仮説を立てて考えるという事がなかったのですが、何も分からないからこそ、なんでも考えられるのだと思いました。今考えれば、アリストテレスの仮説は意味不明なものではありますが、現代でも同じことが言えます。
 これは、私たちが考えがちなことです。昔の人は、研究の題材が多かったので業績を残せたのだ、と。
 指摘の通りで、私たちの時代でもそのような考え方は大切です。そして、それを適用していくことで
 時代は変わっていきます。
-- 重いものと軽いもの落下の実験をするなら、単純に考えればそのまま実験をすればいいと考えるが、それでは疑問に戻ってしまうという彼の考えにはなるほどと思った。
 この話は、ぜひ、覚えておいてください。皆さんが自分で考えるときの参考になります!

*** 考え方 [#g190b466]
-- 物事を理解する上でなぜそうなるかを考える事が大切だなと再認しました。
-- 物の落ちる速さも固定概念で物事を見るのではなく、柔軟な考え方をすることが大事であるということを学びました。
-- 物が落ちるという現象について、それ以上も以下も考えたことがなかったですが、詳しく聞いてみると面白い世界だなと思いました。ガリレオのような知的探求心を持つと人生が楽しそうだなと思いました。
-- 検証の仕方は実際に考えてみるととても難しいので授業この授業を通して自分のものにしたいです。
-- 今回の講義では、モノの自由落下の観察から思いこみから自由になることについて考えましたが、「なぜ?」を考えることの重要さが印象に残りました。ウルトラセブンや月面での自由落下の実験であったように、私たちにとって当たり前の固定概念を批判的に考察し、原因を自分なりに創造し検証することで知識になっていくのだと感じました。今後の学びにおいて、「なぜ」を考え検証すすることを意識していきたいです。
-- 月面での実験でハンマーと羽の落下を見たが、羽の方が落下スピードが遅いイメージがあった。疑問に対して仮説を立て、検証をすることで今までとは違ったものの見方ができることもあるのだとわかった。自分の経験を一般化して物事を考えたり、固定概念に縛られるのではなく、「本当にそうなのか」と自分で考え検証していきたいと思った。
-- 今回の授業を聞いて、人から聞いたことよりも自分の目で見たことのほうがより信用できるという話を思い出しました。私もこの授業を進めていくうちに「当たり前」というものを疑う事が出来るようになれるでしょうか。
-- 疑問仮説検証において、検証と疑問が繰り返してしまう場合もあるので安易に考えるのはやめたほうが良いと考えられた。また、固定概念とされているものを見方や検証によって壊せるというのはなかなかに面白いと感じた。
 考えることにも「作法」があります。最近の学校教育では、やみくもに「考えること」が
 強調されていて、「どうやって考えるか」という作法まで教えてくれないように思います。
 この授業では考え方のお作法のひとつを学んでいきましょう!
 それは、自由になるための技術(Liberal Arts)でもあります。これを学んで、自由にな
 りましょう!

*** 感想 [#t1b2baac]
-- ものの落ちる速度が重さによって変わるということが気になる!と思ったことが今までで一度もなかったのですが、授業を聞くとなるほどと思うことが多くて不思議でした。
-- 対面が楽しみです。
-- 今まで教わったことがないものに触れることが出来たので、とても面白いなと思いました。
-- 秒速5センチメートルの話からウルトラセブンの演出の話までで物体の落下速度について理解がしやすかったです。
-- 身近なことから話題を掘り下げていてとても分かりやすく興味深いです。
-- 授業最後の特撮映像の説明が特に面白かったです。
-- 沢山の映像を見ながら授業が進んでいったので分かりやすかったです。
-- 物が落ちる速度について分析していくのは科学的で難しそうに思っていましたが、毎日のように影響を受けている重力が関係していること再認識できたので学ぶことへのハードルが少し下がりました。 触れてこなかったジャンルでも接点を見つけて少しずつ自分の興味と照らし合わせて学ぶことで楽しんで学ぶことが出来るかもしれないと希望を持てました。
-- 説明を受けるだけでなく、動画を見ながら講義が進められていて理解が深まりました。
-- 頭の中にあるものを言語化できるようにすることが学問であり、学問に落とし込むことによって意識してできるようになる。この話が「ガリレオの頭の中→月面での実験→特撮映像におけるスローモーションの工夫」と頭の中から現実に生かすまでのプロセスがはっきりと明示されていて面白かったです。
-- リベラルアーツの本質でもある先人たちの考えから自分の考えなどを見つめるということについての理解が深まりました。 思ったより面白い授業でした。

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