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** Raspberry Pi でインターバル撮影 [#z3535df0]
 ---製作途中---
*** 趣旨 [#k8d6c378]
- はじめに~
Raspberry Pi とカメラモジュールを用いてインターバル撮影専用のハードウエアを作ることはいいアイデアだし、いろいろな人が~
すでに挑戦している。ここでは、電源投入だけで開始すること、撮影結果を Web でアクセスできるようにすること、パラメタを Web~
から調整できること、などの特徴を持ったインターバル撮影装置を作ってみる。別途、センサーと組み合わせる可能性もある。~
~
- 動画への変換方法~
最初に考えなければならないのは、動画への変更方法である。可能性として次の三つがある。
-- &color(red){静止画を撮影して変換する};~
raspistill によって撮影し、撮影結果を tmpfs に書き出し、それらを mencoder で動画に変換する。tmpfs に収まるように~
できれば、つまり、解像度や品質を含めた撮影量が少ない場合にはこの方法が適切だろう。~
~
-- &color(red){静止画を撮影して他のマシンで動画を作成する};~
Raspberry Pi の場合、ディスクスペースや、マシンの能力は限られている。そこで、静止画撮影だけを Raspberry Pi で行い、~
動画への変換は他のマシンで行うことが考えられる。高解像度で大量の撮影を行う場合には、その方が有利であろう。~
~
-- &color(red){最初から動画として記録する};~
raspivid で撮影する。フレームレート(1秒あたりのコマ数)は、1 まで減らすことができる。1秒間に1コマ程度の撮影でいい~
のなら、初めから動画として記録すればいい。ただし、再生速度は、実時間となるので、早送りできる再生ソフトでないと、~
インターバル撮影としての機能は果たさないだろう。防犯カメラなら、これでいいかもしれない。~
~
*** 参考ページ [#c769c1e5]
-- [[Raspberry Pi のカメラモジュール>../カメラモジュール]]
-- [[Raspberry Pi Time-Lapse Camera>http://designshare.designspark.com/eng/projects/16/view/stage/brief]](その[[ブログ>http://designspark.com/eng/blog/time-lapse-photography-with-the-raspberry-pi-camera]]と、日本語化された[[ブログ>http://www.designspark.com/jpn/blog/content-28]])~
~
*** 静止画撮影(raspistill)による Time Lapse Video (微速度撮影ビデオ) [#pfffe43e]
+ 静止画撮影~
~
まずは静止画を撮影する。その後、動画に変換する。raspivid を使って直接動画にする可能性もある。しかし、サムネイル(thumbnail)の作成や、~
圧縮率の変更、再生時のスピードの調整などを考えると、動画への変換を行った方がよいと考えた。(まだ迷っているところ。)~
~
+ 動画への変換~
静止画から動画へ変換方法はいくつかある。~
~
+++ avconv (パッケージ名:  libav-tool, 旧コマンド名 ffmpeg)~
~
変換速度について x86 では ffmpeg の方が圧倒的に速い。しかし、Raspberry Pi が搭載する CPU である ARM では、~
ffmpeg の方が圧倒的に遅かった。最適化できていないという[[情報>http://d.hatena.ne.jp/kmt-t2/20090509/1241859014]]もある。~
なお、Raspbian (Raspberry Pi 用の Debian) では、ffmpeg が分裂してできたプロジェクト libav( コマンドは avconv )~
を採用している([[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/FFmpeg]]参照のこと)。このため、ffmpeg を実行すると、今後 avconv を使ってね、と表示される。~
~
変換方法:~
 avconv -i *.jpg -an -b 2000k -r 30 out.mp4
オプションの説明
 -i *.jpg          : 動画にする静止画。あらかじめ番号が振られたファイル名(001.jpg 002.jpg 003.jpg …)でなければならない。 
 -an               : 音声なし
 -b 2000k          : ビットレート(1秒間で何bitか)
 -r 30             : フレームレート(1秒間で何フレームか)
 out.mp4           : 出力ファイル名。拡張子で出力形式が自動的に決まる。(たぶん)
~
+++ mencoder (パッケージ名: mencoder)~
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avconvが遅いので、次善の策として mencoder を用いる。[[Time-Lapse photography with the Raspberry Pi Camera>http://www.designspark.com/blog/time-lapse-photography-with-the-raspberry-pi-camera]] では次のように使っている。
 mencoder -nosound -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:aspect=16/9:vbitrate=8000000 -vf scale=1920:1080 -o tlcam.avi -mf type=jpeg:fps=24 mf://@stills.txt
~
*** 動画撮影(raspivid)による Time Lapse Video (微速度撮影ビデオ) [#cf792dfd]
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*** 他のプロジェクト [#eca14925]
- コメント~
-- 自分で作らなかったら他の人がいろいろやっていた。出遅れた感と、感謝の気持ち。
-- 最近は Web Interface というのは流行らず、Android の専用アプリでコントロールというのが流行りらしい。~
しかし、Web にドラッグできるコントロールバーがあれば、それでいいように思うので、今後、どうなるか見守りたい。~
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- リンク集
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